合気道を通じての人間教育を考える合気道S.A.では、基本理念として「上から押さえつけて強制的に従わせる」ような指導は行いません。指導者が怖れさせて言われた通りにやるよりも、自分で考えて自分から何をやらなければならないかを求めていくように、指導していきます。子どもたちに目的意識を持って貰い、それを押し上げて行くように心掛けています。
小学校1年生から参加できる和やかで楽しい雰囲気の稽古場ですけれども、礼節を重んじる武道教育の場ですから時にはちょっときびしい指導が必要になることもあります。櫻井代表師範から父兄の皆様には「タンコブくらいはできるかも知れませんよ」とお伝えしています。
子どもたちは、日本の伝統文化である武道としての合気道を、礼節を守ることと共にしっかりと学ぶでしょう。精神的な強さ、日常生活での機敏性だけでなく、危機回避についての感性も磨かれて行くことと思います。社会に貢献していく人間を、育てていきたいと願っています。
合気道の基本となる、基本動作、型稽古、を中心に稽古をしています。そして、子どもの能力と身体に合わせた、子どもでも使える技を選んだ簡単な組手や打撃技も指導します。また、技の種類を限定した組手試合なども行います。
合気道S.A.では、学校や塾の現場では学べない、人間教育としての合気道を、指導してまいります。テーマを与える稽古で、目的意識を持って行動する価値観を高めていきます。
合気道S.A.では、目的意識を持った練習を奨励していまして、6ヶ月毎に昇級試験があります。子供たちは、昇級毎に変わっていく帯の色を、自分の目標として合気道に励むことに成るでしょう。