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オ-プント-ナメント 実戦合気道選手権大会ル-ル
令和5年1月30日改定
改定箇所は赤文字
で示しています。
【はじめに】
選手は、体重70kg以下の選手8名と70.1kg以上の選手8名を募集する。
試合は、体重70kg以下の選手から1名、70.1kg以上の選手から1名をトーナメント方式により部門優勝者として選出し、決勝戦により総合優勝者を決定する。
総合優勝者・部門優勝者には各トロフィーを授与する。(参加者が各5名以上の場合)
ト-ナメントの組み合わせは当日計量後くじ引きにより決める。
試合において8kg以上の体重差がある場合、審判の判断により一定以上の有効ポイントがないときは、軽量の選手を勝者にする。
時間に遅れた選手は、くじ引きの権利がなくなる。
【試合】
試合は、50畳の畳の中で行い、本戦5分間で勝敗を決める。決勝戦は、本戦で引き分けの場合延長戦を行う。延長戦において先に有効を取った選手を勝者または、指導2本(注意は、1本)以上を受けた選手を敗者とする。
道着・着衣は、
合気道S.A.オリジナル指ぬき手袋装着長袖Tシャツを着用のうえ普段の稽古着で構わない。ただし、肘から下がでるようにし、合気道S.A.が認めたものとする。
合気道S.A.が認める通常の稽古着で構わない。ただし、両手肘から指先をだすこと。
また、手首・肘・肩のテ-ピングは基本的に禁止し、ファ-ルカップ・膝・脛プロテクタ-の着用を義務付ける。
試合直前、合気道S.A.オリジナル指ぬき手袋装着長袖Tシャツの肘上から指先までを滑り止めスプレー(野球競技に使用するバット滑り止めスプレー)をスプレーする。合気道S.A.オリジナル指ぬき手袋装着長袖Tシャツ・バット滑り止めスプレーは、合気道S.A.が定めたものを使用する。
試合直前、合気道S.A.の認めた滑り止め(液体 pd9は、安全試験において人体への悪影響がないことが確認されています。)肘から指先まで塗ることと。
【打撃技】
掌底打ち・蹴り技による直接打撃制とする。ただし、顔面・頭部・鎖骨・背骨・首・金的・膝関節や肘関節に対して曲がらない方向への打撃・相手が倒れているときの打撃技は、禁止する。なお、禁止部分に打撃が当たった場合は、故意・過失にかかわらず審判の判断により減点する場合もある。ただし、金的は、ファ-ルカップ着用義務があるので過失の場合は、審判の判断に委ね試合を進める。また、相手選手の足の甲を踏みつけたり踵を使用した打撃は禁止し、注意減点する。
合気道技・関節技に移行するための一、二打までの打撃は認めるが、蹴り足を掴まれ倒された場合は、判定のとき不利になるが、相手の蹴り足を自ら取りにいったと審判が判断した場合は、即座に減点する。また、審判が合気道技に移行する打撃でないと判断した場合は、減点する。ただし、効果的な打撃技により相手にダメ-ジを与えたときは有効としダウン3秒以上は技有り、5秒以上は一本とするが、打ち逃げ・蹴り逃げ・引っかけ倒すような蹴り技・ヒット・アンド・アウェ-的な攻撃は、注意減点する。
【関節技】
※相手が手を取りに来た時や攻防の中で手を引き抜くような離脱をした場合は、注意減点する。
手首・肘・肩に対してのあらゆる関節技・合気道技を認めるが、着衣を掴んだり、利用しての投げ技や抑え技、頭部(ヘッドロック・首相撲等)・頸部・胴体・脚部を両手で持っての投げ技、指(3本以下)をもっての投げ技、故意に背中や背中側の腰に相手を乗せる投げ技は、注意減点する。また、捨て身技については、相手を投げたときや締めたとき自己が立っているか片膝を着いた状態でなければ捨て身技と判断し、注意減点する。
合気道技・関節技の攻防中、頭部が下がり危険であると審判が判断した場合や着衣を掴んだ場合は、注意減点する。
また、相手の肘を故意に引き付けたり相手の身体に頭部などを密着して(間合いが極端に接近している場合等)技を掛けたり防いだり合気道技を掛けるには、間合いが近すぎると審判が判断した場合は、注意減点する。
相手の横に並ぶように腕(肘)と腕(肘)を絡めての投げや足を外にかけての倒し技に関しては、注意減点する。また、相手の横に並ぶように腕(肘)と腕(肘)を絡めての膠着状態や繰り返し腕(肘)と腕(肘)を絡めての攻防が多い場合も注意減点する。
【入り身技】(足技も確認)
側面入り身投げ・正面入り身投げは、認める。入り身突きは、相手の顎に掌底をいれる事を禁止する。
【寝技】
寝技は、基本的に禁止するが、関節技から抑え技の連係があり、自己が立っているか片膝を着いている状態で相手をコントロ-ル
している
場合は認める。
【足技】
関節技・合気道技をかける中での足を踏み込み足裏が下に密着した外掛けは認めるが、それ以外の足技(内掛け・足払い・足を刈る・足を蹴りあげるような足技)は、注意減点する。また、側面入り身技を掛けるとき相手の後方に出した足裏が下に密着していない場合は、注意減点する。
【別れ】
審判が膠着状態(数秒)と判断した場合や場外に近い場合は、審判の判断により別れとする。
【場外】
試合場から故意に出た場合は、注意減点する。
判定基準
試合は、審判1名で試合を進め判定する。
ポイントと減点の関係は、有効=指導、技有り=注意、一本勝ち=反則負けとする。
有効ポイントは、有効・技有り・一本勝ちに分け審判が判断決定し、有効三本で技有り・技有り二本で一本勝ちとする。
反則減点は、指導・注意・反則負けに分け審判が判断決定し、指導三本で注意・注意二本で反則負けとする。
有効や指導の差が1・2ポイントの場合は、判定が覆ることもある。
一本勝ち
関節技・合気道技により相手が「参った」の意思表示をした場合。
打撃技により相手が5秒以上ダウンした場合。
審判が、危険であると判断し試合を止めた場合。