櫻井文夫代表師範

昭和29年東京生まれ。合気道の達人と言われた塩田剛三師に20年間(13年間は、内弟子として)師事しました。元合気道養神館本部師範(生前の塩田館長が認可された本部師範六段)。養神館本部道場の他、「警視庁機動隊」「婦人警察官」「SP(警視庁要人警護)」「警視庁特殊部隊」「皇宮警察(皇室警護)」などでも指導を行っていました。

 

養神館を退職後、K-1の「石井和義」正道会館館長や、修斗創始者「佐山聡」氏らと、各競技との技術交流を積極的に図った経験などから、型稽古中心の従来の合気道に組手稽古や合気打撃を加え、実践的かつ実戦的にも有効な護身術として検証し体系化した『リアル合気道』を創出しました。また、尾張柳生新陰流剣術、合気剣、合気杖、合気短刀術をそれぞれ数十年修行してきた成果からは、独自の武器術、武器取りの体系を作り上げました。平成3年に、合気道S.A.(Shoot Aikido)とその関連団体である国際実践合気道連盟を設立。

 

近年は、リアル合気道普及に向けて、稽古指導の他にセミナーや執筆活動、ビデオ制作、テレビ番組出演など、幅広く活動中。謙虚で明るい人柄に、有意の人々が数多くまわりに集まっています。非常に哲学的な人物なのですが、多くを語るよりも身体で直接知ることの大切さを伝える武道家です。


代表師範 櫻井文夫の言葉

 

 今、代表師範 櫻井の中で革命的に技が進化している。合気道S.A.傘下の指導者は、もとより他流派の合気道を武道・武術として求道する有志は、合気道S.A.主催の広域指導資格認定合宿や 「つき貫ける合気」研究会などに参加すべきであり櫻井の革命的に進化した技を体験すべきである。

以上

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 最近、私に近い弟子の一人から私が、過去に全ての技を教えてもう教える技がないと言ったとのことを伝えられました。私は、過去にそのようなことを言った記憶がありません。なぜならば私の技は常に自主トレなどを通じて技の理合いも含めて変化しているのです。つまり、私は生きている技を修練しています。ですので、今後も自己の技が修練によって変化進化することが考えられます。このような理由で前出の言葉は絶対にありえません。

 合気道S.A.は、自分の弟子にしか効果のない技を求めてはおりません。合気道S.A.は、他流派参加型の講習会や大会を数多く開催しております。誰にでもかかる技を追求する団体としてこれからも多くの他流派の参加を期待するものです。

以上