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第四十回 実践(リアル)合気道
広域指導者資格認定合宿レポート

 平成29年5月3日(水)憲法記念日から4日(木)みどりの日まで、東京都立川市近郊で第四十回リアル合気道広域指導資格認定合宿が開催された。この合宿も開始から20年になるが、現在まで続けてこられたのも合気道S.Aの活動に協賛し理解してくれた沢山の会員・賛同者の方々のおかげであると感謝しています。これからも初心を忘れずに精進し、挑戦し続けるつもりですのでよろしくお願いします。

 さて、今回の合宿も指導者として自己を客観的に観察することが出来るよう、いくつかのグループに分かれて構えや基本的動作を相互に確認しあう稽古や、自己の持つ個々の関節を自由に固定し、解放する稽古を行った。自己の多々ある関節を固定や解放することにより自己が一つの塊として移動できるようになると捌きや技のレベルが向上する。なぜならば人間は、関節という非常に便利で有効な機能を備えているが、相手の攻撃を瞬時に移動し捌こうとしたときや自己の技に導いたりするとき関節というこの便利で優秀な機能が逆に邪魔になり、溜などを作ってしまい相手に動きを悟られ上手く捌けなかったり、技の力方向を読まれ相手に逃げられたり強く抵抗されてしまうからである。

基本動作稽古風景

 しかし、自分自身のいろいろな関節を自由に固定や解放が出来るようになれば、技を掛けるとき相手の関節も固定や解放することが可能になり自己の力をうまく伝達することにより技に導き巻き込みやすくなる。このように自分自身の関節を固定したり解放したりする技術は、「秘伝」で受けや受身の重要性を特集した記事があったように、技の受けをとるとき自分自身が如何されると関節がロックされたり解放したりされるのか、力の方向が自分にとってのどの方向が弱点方向なのかなどを探るべく受けをとるように努力すると今まで気づかなかった相手を崩すための新しい発見がある。
 
グループに分かれて自己の動きを他の人はどのように感じているか客観的に観察する稽古

 いつも技を掛けよう掛けようとか相手に良い力を伝えよう伝えようとするだけでなく、逆の方法、相手が技を掛けようとしたとき自分自身が理合いどおり受けを取ることにより、相手の合気力的な良い力を感じ自分自身に置き換えシンプルに相手を技に導く可能性を高める稽古方法もある。

 今合宿では、そのほかに相手を誘い見切って体を捌く稽古や相手の線やタイミングを攻めながら外し自己の術中に相手を巻き込む稽古なども体験した。自分自身の合気道技の質を高めていくためには、今後も合宿で気づき得たテーマを地道に長時間かけ修行していくことが最善の方法だろうと思った。

<合気道S.A. 広報部>
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国際実践合気道連盟「合気道S.A.」