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第三十九回 実践(リアル)合気道
広域指導者資格認定合宿レポート

 平成28年11月5日(土)から6日(日)にかけて合気道S.A.主催の第三十九回リアル合気道広域指導資格認定合宿が東京都立川市近郊で開催された。今回の合宿は、自己身体の運用を他の合宿参加者に観察していただき客観的な意見を聞き自己身体運用を確認し、その意見を今後の稽古に反映させることと身体の中心イコール核から如何に力を発生・発動させ手足の末端から相手の末端を通して自己の力を伝え相手の土台から崩し自己の技にいかに効率よく相手を導くことができるかを感じる合宿であった。
 
 初日は、自己の核をいかに意識するかその核から力を発生させ構えや基本動作に結び付けるかを研究・稽古したが、最初は、核を意識しても丹田のあたりに大きな球体を感じる程度でそこから力を発動させるとはどういうことかどうしたらいいか分からなかった。ただ繰り返し核を意識した稽古を繰り返し積み重ねていくと徐々に感覚として感じるようになるそうである。そしてその大きな球体としてしか感じなかった核がより小さくなると相手に自己の力を伝えやすくなり小さな力で相手崩し、技に導きやすくなるとのことであった。また、今回有段審査科目を最初は型どおりできているか確認し次にそれぞれ技のポイントになるところで相手に技にかからないよう抵抗してもらいそれを自己の核から発生させる力を浸透させ崩すことができるかという内容のある稽古を経験することができた。はじめは、核を意識しすぎるためどのように動けばいいか感覚としてわからなかったが、合宿中に少し気付くことができたので今後の稽古、特に基本を行うときに核に意識をもって丁寧に稽古していきたいと思う。

 今回は、合宿二日間とも最後の30、40分を長袖Tシャツと指ぬき手袋を着用し滑り止めスプレー(野球競技で使用するバット用滑り止め)を使用した新しい組手方式稽古を経験することができたのも収穫の一つであった。今まででは、試合の途中から肘や前腕が汗で滑りやすくなってしまったがゆえに立ち関節技や入り身投げに入りづらく逃げようと腕を引き抜くようなことが容易に行われていたが、新方式ではそのあたりがよりよく改善されたのではないだろうか。次回の大会からこの方式を採用する可能性もあり、今後の組手がより一層面白くなるのではないかと期待を持った。

<合気道S.A. 広報部>
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国際実践合気道連盟「合気道S.A.」