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第十三回 リアル合気道
武器術・武器取り広域指導資格認定
合宿レポート

 平成28年9月18日(日)~19日(月)敬老の日にかけて合気道S.A.主催の第十三回リアル合気道武器術・武器取り広域指導資格認定合宿が東京都立川市近郊で開催された。
 今合宿のテーマは、指導者として自己の客観性養成と身体の核(中心)を主軸とした武器(短刀・杖・剣)の操作方法確認であったので、グループに別れて動作や位置をお互いに指摘しあい、より精度の高い技法を修得すべく行われた。最初に構えから基本動作をすり足や動きに捕らわれることなく自己の核を意識した身体運用の訓練をするのであるが、最初は自己の核が漠然としていてどこにあるのかはっきりしないのであるが、代表範士曰く手や足など末端を意識せず自己の核を意識して動くことが大切で、その後修行を重ねることで感覚が理解できるようになるとのことであった。
 古来から丹田などの言葉で表現されている所であると思うが、末端を気にせず核を主体に動くことの重要さと難しさを痛感した。

合宿の様子 合宿の様子

 その後武器の基本打ち(武器を単独で扱う稽古)に稽古が移るが、身体の核で武器を扱えば武器の先端が自己の指先のごとく自由に操作できるのだけどなかなか難しくままならないのである。だからといって小手先で武器を扱えば進歩は望めない。少しずつ薄紙を一枚一枚貼り合わせるように核を意識した稽古を繰り返して徐々にではあるが初めて核を主軸にした身体運用が手に入ると思う。
 次に武器相対打ち(相手と対峙して相手の攻撃を型の中で捌き攻撃する攻防一体の稽古方法)の稽古に入るが、基本打ちで学んだ核で武器を扱おうとするが相手の攻撃に身も心も奪われてしまいなかなか思うようにいかない現実がそこにあった。今後は、さらに基本打ちの稽古を繰り返し行い精度を上げて相手の攻撃に対応できるだけの基盤を作りたい。

合宿の様子

最後に武器取りの稽古をしたが、武器取りは、究極の体捌きが体現されなければ相手から武器を取ることは不可能である。これもやはり身体の核を中心とした身体運用を身に着けねばならないが体術の応用でもあり、相手の末端(手首等)を捻じったり曲げたりして相手に激痛を与えるだけの技ではなく、相手の末端から身体全体に伝え崩し制する技が合気上げや合気下げ、合気技に通じる本来の高等な技につながると感じた。つまり相手が武器を持っていてもいなくても相手の末端に自己の核から力を伝え相手の下肢をふらつかせれば相手は抵抗できずに容易く投げられたり制せられたりしてしまう。
 今回の合宿は、自己の核の意識や武器に自己の魂を入魂させるためのノウハウが盛り沢山詰め込まれた合宿であった。

<合気道S.A. 広報部>
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国際実践合気道連盟「合気道S.A.」